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「小説」
千夜風灯物語

千夜風灯物語 第百六十一夜 河童をどり

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金沢オカルトサークルの連中ときたら飛び切り陽気な連中だ。どんな怪現象も笑って親しみ、下手をすると彼らを怖がらせようとしたお化けたちを笑い飛ばしてしまう。

そんな彼らの元に、我らが雨の魔法使いがやって来た。

彼女は七尾の方にある河童の里の場所を彼らにリークした。奇怪なことは大好きなオカルトサークルは一致団結してそこで合宿することを決定し、翌日にはもう七尾にいた。

夜、同行した魔法使いが笛を鳴らすと、わらわらと河童たちが現れ出した。そして魔法使いの音頭と笛の音に合わせて、オカルト連中と河童連中はダンスを始めた。

基本的に河童は人類よりも小さいので、必然的に陽気な野郎どもは河童をリードする形になった。踊りと来たら素晴らしいもので、誰も正しい踊り方など知らず、ただ魔法使いの笛と、ノリのいい河童がぽくぽく鳴らす木魚の音に合わせて飛んだり跳ねたりするだけだ。

初対面の人間たちにも河童たちは寛容で、非常に楽しい夜を提供してくれた。人間連中が持ち込んだ酒に喜び、自分たちが育てていたきゅうりを肴にくれた(勿論人間たちには物足りないつまみであったが)。

そうして酒と踊りに夜を明かすと、酒と疲れで野郎どもは一人残らず寝入ってしまった。河童たちはまだまだ元気で、目の前にいる人間たちの尻子玉を、一つ残らずひん抜いてしまった。

雨の魔法使いは笑いながらその光景を見届けた。そしてお土産に尻子玉を一つ分けて貰うと高笑いしながら雨傘を広げて、空の彼方へ去って行ってしまった。




 
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