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「小説」
千夜風灯物語

千夜風灯物語 第百六十夜 眠れない夜を抱いて

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失敗したのは、夕方くらいにコーヒーを飲んでしまったことだろう。リジイアと一緒のティータイムは当然楽しいものであるのだが、一方で生理的欲求を阻んだそれを僕は少し後悔もしている。

「目が冴えてますねー」

リジイアも同じで、布団の中からそんな呟きをする。

「コーヒー飲んだのがまずかったね」

「じゃあ、いっぱいお話しします?」

リジイアの提案は、なかなか素敵なことに思えた。

「そうだね。眠気が来るくらいに退屈な話でいいから、沢山話そう」

提案すると、リジイアは目を光らせて喜んだ。そして、彼女の昔のことを、つたない言葉で話し出す。まだ外国にいた頃のことを。

「じゅー四歳の頃は日本に来るなんて思ってなかったです。アユムさんは、そのくらいの時、どうしてましたか?」

「そうだな……小説を書いてた。まあ、趣味くらいでも、やっぱりそういうのがあるとプロになりたいとも思ってたけど……そりゃ無理だってのも解るから、無難に司書になろうとも思ってた」

「じゃあ、夢は叶ったんですね?」

無邪気なリジイアは微笑みながら言う

「まあ、一応はね。それ以上に考えてもみなかったことは、リジイアに会えたことだけれど」

少し照れながら言うと、リジイアも珍しく照れっぽく、

「私も、アユムさんに会えたのは、幸せですよ」

と、言った。二人、目を合わせて、照れ隠しにぽっと笑った。




 
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