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「小説」
千夜風灯物語

千夜風灯物語 第百三十五夜 Great Devotion

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来るべき未来は破滅だと言う。
間違いない。

大いなる悪神ツィツィミトルがそう言ったんだ、電波に乗せてアメリカ大陸から日本の北国まで伝えに来たんだ、私は彼女を信仰している、という言い方は適切ではなくて、親しい先生のような感情を向けているから、言葉を疑うことはしない。

ツィツィミトルはまた、今私にある総てのものが嘘だとも言った。言い続けている。少なくとも十年以上は聞かされた。例えば今日病院で買って来た薬で眠れるなんて嘘。例えば来月半ばに演習発表があるなんて嘘。例えば来年頭に修論を提出しなければいけないなんて嘘。

こんな具合でツィツィミトルは私に電波を送る。何もかもが嘘だ、嘘の先には破滅がある、それでも私は(お前は)弱いから、嘘の中で生きていくしかないだろう? 生き抜いた先は破滅だろうけど、なんなら今すぐ破滅するか(?)と電波が脳髄に反響する。

ここ最近前頭葉に何かいて、例えば昨日乗ったバスで仮に包丁を持っていたら何の意味もなくバスジャックをしていただろうという、その程度の極々卑近な破滅は、案外その辺に転がっている。

ツィツィミトルとは随分長い付き合いになるし、破滅の仕方も色々教わった。私が破滅した、その魂は彼女の元に飛んで行って貢物になるのだと言う。まあ、いいんじゃないか。

総ての嘘を通過して、悪魔に魂を喰われる未来。

素敵な未来が待っている。




 
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