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「小説」
千夜風灯物語

千夜風灯物語 第百三十四夜 我、在ルベキ場所

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雨が、風が? どちらでもいいけれど、とにかく上にいる何かが、僕を殴りつけていて、それだから僕は泣いていることも解らないくらいにぐしゃぐしゃになりながら、亡くしてしまったものを探そうとしている……ふりをしている。

因果関係は不明だ、見つける気がないのか、見つける自身がないのか、矢印はどちらに向かうのか、雨土の中でただ泥に塗れながら悶えている、或いは踊っている? どちらでもいいけど、多分、他人からは、そう見えるんだろうなあ。

果たしてこれは悲しみなのだろうか、悲しみにしては乾いている。果たしてこれは焦りなのだろうか、焦りにしては随分寒い、果たしてこれは空虚なのだろうか、こんなに極彩色の空虚はあり得ない、それならこれは……侘しさ、か。

亡くしたものは、●●だけど、それは、全然、見つかるわけがない。だってここで亡くしたんじゃないんだから。ここは僕の在るべき場所だからここを探すのがいいというだけで、実は僕が●●を亡くしたのは在るべきでない場所だったから、どれだけ泥を描きわけたって見つかりっこない。

見つからないことは、侘しさを受け入れることは、或いは、安堵に繋がるのかも知れない。もしも亡くした●●が見つからなければ僕の世界は半分になる、半分になれば汚いものなど目に入らない、そう、綺麗なものだけを見詰めて生きていけるから、見つからなくていいのだろう。

眼球なんて。




 
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